2016年12月12日

岡田くんの映画の話

ネタバレしてます。あんまり絶賛してない感想なので、気分を害しそうな方は、ここでUターン!









公開2日目に岡田くんの映画を見てきました。こんなにすぐ見に行く予定ではなかったんだけど、映画館の予約しようと思って席の埋まり具合をみてたら、あらら? って感じで。ずーっと前から好調のアニメ映画とか公開日一緒のゲーム映画が、土日の昼間残席わずかになっているのに、こちらはどの回も◎だったので、これはやばいと急遽出動。

さて、内容は、事前に宣伝番組を見過ぎたせいか、「これ、駐車場で撮ったんだよねー」「あ、これもだよねー」「千葉中のイラン人て、こんだけか」と頭の中で冷静に指摘する声があって、今イチのめり込めなかった。岡田くんが落ち込んだって言ってたセリフの時も、ほらほら早く言えよ、みたいに思っちゃって。悪いくせだな。

原作は読んでないんだけど、かなりの厚さの文庫本2冊組ってのは知ってるし、前の映画の原作は読んだから、本当はもっとずーっと濃い内容なんだろなーと言う事は想像がついた。

最初一隻だけだった油売りの手漕ぎの舟が、「舟出せーぃ!」の度に二隻になり、三隻になり、とうとうエンジン付きの舟になる事で、会社の成長を、表してるところ、流石だなと思ったけど、いろいろ端折ってるところも多いよね。いきなりタンカー出た!って感じだったし。

岡田くんのメイクにも編集にもものすごーい時間をかけたんだこら、こんなに短くまとめちゃってもったいないなー。
いつか、ノーカット版とか作って欲しいと思います。

60代の岡田くん、顔・声しっかり60代になりきってたけど、数人で立ち話のシーンで遠くからみると、実際の50〜60代の役者さんに比べてやっぱ体型が若い。どこがどうと言えないけど、やっぱ若い頃に比べて筋肉が落ちていくとか、何か違うんだろうね…。

90代の岡田くんを見た時は、そう、先月見送ったばかりの、同じ90代の義父を思い出したよ。同じ様にベッドに横になってて…。うちのおじいさんはもっと顔中にシミが出ていたんだけどね。

最後のエピソード、何故か仁の最後を思い出しちゃった。回想されてるの同じ女優さんだしね。

グッズにちょっと心惹かれたけど、パンフレットだけ買って…と思って並んでいたら、ロケーションジャパンの宣伝が。何?坂本くんも載ってるんじゃ買わないわけにはいかないかなぁーと、結局買っちゃった。

岡田くんにとっては、大きなチャレンジの映画だったと思います。それだけいろんな方面から期待されているって事は本当にありがたいんだけど、こんなにまで難しい思いをしなくたって、今の36歳のありのままの岡田くんを堪能できる映画じゃいけないの?

あ、次の映画の宣伝が見れたの、良かったです。また、渋めの岡田くんだけどね(どうも、渋い岡田くんが続くと、ぶっさんな岡田くんも見たくなるみたい)。